診療案内|鞍月デンタルクリニック|金沢市藤江北の歯医者・歯科

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石川県金沢市藤江北1丁目307番

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むし歯

むし歯は、進行度合によってC1〜C4の4段階に分けられます。早い段階で治療を始めればシンプルな内容で済ませることができ、むし歯部分を削っても健康な部分を多く残すことにつながります。

C1は比較的初期のむし歯で、歯の表面を覆うエナメル質が光沢を失ってざらついた感触になります。この時点では、まだ痛み生じません。

C2は、エナメル質の内側にある象牙質まで進行したむし歯です。むし歯の部分が黒く見え、しみたり痛みが出たりします。

C3は、むし歯が神経に到達した状態です。歯の中には歯髄といって神経や血管が通っている管があり、ここまでむし歯菌が入り込むと歯髄炎を起こして強い痛みを感じるようになります。治療には回数を要するうえ、歯はもろくなってしまいます。

C4は歯の根まで進行した状態です。根の先に膿がたまって腫れてしまったら、歯を抜くしかありません。

削った箇所を補うつめ物やかぶせ物は、患者さまのご要望を取り入れてご提案いたします。

ブラッシング指導

当院では、必要に応じて効率的な歯磨き方法についてお教えしています。普通の歯ブラシも電動歯ブラシも、使い方を注意しないと歯の表面を削ってしまうことがあるので注意しましょう。

1 .歯ブラシのヘッドの長さは前歯4本分より小さめで、普通~やや硬めの歯ブラシを選びましょう。
2 .ペンを持つように歯ブラシを軽く握ります。
3 .毛先を歯の表面に対し直角に当て、軽く小刻みに動かしましょう。
4 .磨き残しをしないよう、歯ブラシの先端を時々縦や横に向け、丁寧に磨きます。
5 .歯茎も軽くブラッシングしてください。
6 .歯ブラシだけでは歯と歯の間を磨ききれないので、デンタルフロスや歯間ブラシも併せて使いましょう。
7 .歯ブラシは1ヶ月に1回は交換してください。
8 .電動歯ブラシもむし歯や歯周病の予防に役立つものであり、歯茎をマッサージする作用もあります。

顎関節症

顎関節症という病気をご存知でしょうか。顎を動かす関節や靱帯(じんたい)、筋肉に異常が見られる病気です。口を開けた時に痛みを感じたり音が鳴ったりする場合は顎関節症の可能性があります。

顎関節症は、20歳代の女性に多く見られるとされています。顎関節症を発症する原因は分からない場合が多いものの、噛み合わせのバランス、つめ物やかぶせ物の高さや大きさが合っていないこと、精神的なストレスなどが影響していると考えられます。

症状が良くならないまま放置していると、悪化して生活がご不便になりかねません。お口の中を拝見して噛み合わせをチェックするなど、考えられる原因を探り、それを取り除く治療をします。

歯周病

歯周病は歯を支えている歯茎や骨の病気で、以前は「歯槽膿漏(しそうのうろう)」という名前でした。むし歯と違って歯そのものの痛みはありませんが、悪化すると歯茎が腫れて口臭が強くなり、歯がぐらつき始め、最後は抜け落ちてしまいます。

歯周病の原因は、むし歯と同様にプラーク(歯垢)です。プラークは歯周病を引き起こす細菌の巣となるため、歯茎近くにプラークがたまることによって、歯茎は炎症を起こして腫れてしまいます。これが、歯周病の初期段階である歯肉炎です。歯周病は、糖尿病などお身体の病気との関連が指摘されています。

歯周病が悪化すると歯茎の腫れが強くなり、歯と歯茎の間に歯周ポケットという溝ができます。また、炎症が歯槽骨や歯根膜といった組織へと広がり、歯茎がやせたり膿が出たり、歯がぐらぐらしてきたりします。

歯周病がさらに進行すると、歯を支える骨が溶けて大きくぐらつくようになり、食べ物が噛めなくなって、やがて歯が抜けてしまいます。

ホワイトニング

歯の黄ばみや着色が気になる方は、ホワイトニングされてはいかがでしょうか。当院では、患者さまご自身に実施していただくホームホワイトニングを提供しています。

歯のクリーニング(PMTC)でも表面にこびりついた色素を落とすことができますが、色素がエナメル質より奥まで染み込んでいる場合はなかなか落ちません。そんな時は、ホワイトニングで歯を白くするのが可能です。

ホワイトニングとは、薬剤を歯の表面に塗布して歯を漂白する方法です。ホームホワイトニングの場合は、当院で専用マウスピースを作って薬剤と共にお渡しし、以降はご自宅で取り組んでいただきます。

インプラント

永久歯を失うと、歯は二度と生えてきません。従来は歯が抜けたら入れ歯を使うか、ブリッジと呼ばれる「かぶせ物」で失った箇所を橋渡しするのが一般的でした。そこへ加わったもう一つの選択肢が、インプラント治療です。

入れ歯には、「うまく噛めない」「うまく発音できない」「使っているうちにガタついて違和感が出てくる」など、いろいろ不便な面もあります。

インプラント治療は、耐久性、噛む力などにおいて、天然歯にとても近く、「第二の永久歯」ともいわれている治療です。歯を抜いた箇所の顎の骨に、人工歯根(インプラント体)となるボルトを埋め込んで土台を作り、その上に人工の歯を取り付けます。